一番大切なのは確認しておくこと

比較的大きな会社の場合、健康管理だけでなくストレスチェックも実施しています。正社員だけでなく、フルで働く派遣社員もストレスチェックを受けることができます。ただし、派遣社員に対して行われるストレスチェックは、正社員のものとは異なることがほとんどです。
会社で実施されるストレスチェックは、健康診断対象者である常時勤務の社員に対して行われます。派遣や契約社員の場合は、期間や労働時間が規定の時間数を超えているかどうかが、ストレスチェックの有無に関わってくるので、そこだけは注意しておきましょう。規定以上の労働時間であれば、ストレスチェックを受けることができます。

ストレスチェックは、個人対応の他に集団対応が実施されることもあります。個人対応を行うのは派遣元の会社で、集団対応を行うのは派遣先の会社です。個人対応では、ストレスチェックで要注意と診断された労働者に、面接が実施されます。集団対応では、職場環境を改善するために、職員全体のストレスチェックを行います。ストレスチェックの結果によって、医師による面接指導、業務内容や労働時間の変更などが行われます。
雇用主と就業先が異なる契約社員の場合は、ストレスチェックがどこで行われるかを事前に確認しておくことが大切です。契約の際は雇用条件だけでなく、メンタル面での対策などできる限り条件を確認しておきましょう。ストレスチェック以外でも、職場では周囲の人とコミュニケーションを上手に取ることがメンタル面を支える上で重要になってきます。派遣先を決める際には、できるだけ働く場所の職場環境についても調べておくことをオススメします。

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